お小遣いサイトの危険性を検証!!小遣い稼ぎ » なるほど » プライバシーマークがあることでお小遣いサイト利用者のメリット
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だけど、企業側にとっては費用がかかるというデメリットもあるよ。
本記事では、お小遣いサイトがプライバシーマークを取得すると、利用者にどのようなメリットがあるのかを、
3つの項目にわけて解説します。
その上ででた結論を、当サイトの危険性判定項目「セキュリティに対する取り組み」に反映させています。
企業がなぜ費用と手間がかかるプライバシーマークを取得するのかというと、
というメリットが生まれるからです。
まず一つ目のメリットは、優位性のアピールができますね!!
プライバシーマークを取得している企業が運営するサイトの場合 、このマークがついていたら個人情報保護の強化がしてあって信頼できるだろうという認識になります。
プライバシーマークを取得できる程の資金に余裕があり、下手をすればコンサル会社に依頼しないと取得できないようなものを取得しているという企業としての"信頼感"を感じます。
ISO14001(環境)とか、実社会においても大企業に近い状態であれば取得していて信頼感の証となりますが、中小企業で取得するのはハードルが高すぎて難しいと思います。
セキュリティに絞ってプライバシーマークを取得する、これなら中小企業でも費用さえあれば可能です。
そういった信頼感の証としてプライバシーマークがあります。
二つ目のメリットは、新規取引先を増やせることです!!
これがないと絶対に仕事できないという訳ではありませんが、大手企業になってくるとプライバシーマークを取得することにより、今まで取引できなかった企業との新規取引ができるようになったりと、取引先が増えるというメリットもあります。
プライバシーマークを取得するという事は、企業側にとって一定のレベルにあるという事を保証するマークにもなります。
みたいな感じで、ないと仕事を受けられない場合も出てくるようです。
先程ISOを例に挙げましたが、プライバシーマークと同種のものでISO27001(ISMS)というものもあります。
こっちはとてもお高いようです…。
個人情報についてならプライバシーマーク、個人情報よりも技術に関する情報や機密情報が多いならISMSが有効。
お小遣いサイト運営会社の場合、前者の個人情報が多い為、プライバシーマークを取得している事が多いです。
お小遣いサイトがプライバシーマークを取得することで、利用者には"「個人情報保護法」について、一定教育を受けた方が運営しているお小遣いサイトを利用できる"というメリットがあります。
このプライバシーマークを取得した会社の従業員さんがその辺の机に個人情報のリストをぶん投げていたり、メールでさらっとリストを送ったりということはやる人もいるでしょうが、社内で個人情報を取り扱うルールを定めて、そのルールは絶対に守ろうねという教育を受けています。
以下は、私が以前出向していたプライバシーマーク認定企業での話ですが、自分自身の経験から、社内教育ってあんまり意味ないというわけではなく、結構効果があるものと判断します。
プライバシーマークを取得したからといって「絶対保証」ではないので、情報漏えいが絶対に起きないということはないですが、あるのとないのでは大違いでしょう。
プライバシーマークを取得するのに多額の費用が掛かったり、維持するにも高額な負担があるので、見合った分だけの教育はしっかりされていると思います。
もう1つ、プライバシーマークの取得には、Webサイトに問い合わせフォームがある場合、SSLに対応しているか指摘する審査員の方がいるそうです。
緩い、厳しいがあると思いますが、普通に考えてログインフォーム、換金申請フォーム、登録情報ページ等の指摘されそうな所にはSSLを使用すると思います。
SSLが効いているページにおいては、通信間のセキュリティー対策がされているという事ですので、プライバシーマークとSSLはセットという事になります。
プライバシーマークのデメリット、それは費用がかかるという事です。
運営会社の規模にもよりますが、取得に30万~120万円費用がかかり、2年に1回更新の為、20万~100万近くの費用がかかります。
そしてプライバシーマークを取得するのにかかる設備投資。
これも初回ですが、結構な費用がかかります。
最後に取得後、従業員を教育しないといけない所にも費用がかかります。
従業員1,000人とかになると、こっちのほうが取得とは比べ物にならないくらいの費用がかかります。
この費用が、お小遣いサイト運営会社にどう影響してくるか?で、デメリットが決まってきます。
私的には従業員数や会社の規模で判断していますが、仮に従業員が1人の場合、これはいらないと思います。
だって、費用がかかりますし、宣伝のメリットはあるものの還元率に影響してきそうです。
従業員が30人位になり、支店等が存在する場合、プライバシーマークに限らず、何かしらセキュリティに対する取り組みを行ったほうがいいと思います。
従業員30人のお小遣いサイトは、ある程度大規模なお小遣いサイトを構築していて、さらに一定の利益を上げている状態です。
その状態において、プライバシーマークの費用はそこまで大きな負担とはならないのではないかと思います。
いずれにせよ、プライバシーマークが還元率に多少なりとも負担をかけることは、費用がかかる以上避けられない所ですので、極論を言えば無い方が良いと言える所がデメリットになってきます。
私の個人的見解は、プライバシーマークが企業にとって足かせになる位ならばいらないという事です。
ただ、一定水準の企業においては、取得していないと不安になってくるという位置づけです。
結論としては、プライバシーマークを取得しているお小遣いサイトの運営会社は、個人情報漏えいの可能性が結構少ないという、0にはなりませんがある程度個人情報保護の対策をしている会社と言えます。
個人的見解ですが、プライバシーマークの取得はタイミングも大きいと思います。
結構な費用がかかりますので、個人運営レベルの会社や、従業員が数名で本社のみの場合は、無理して取得する必要はあまりないんじゃないかと思います。
従業員が最低2名いないと成り立たないので、従業員が2名いる事は判断できますが、その規模で教育してどうなる?という感じでしょう。
ですが従業員50人で多くの支店を持つ場合、意識していかなければという感じではないかと思います。
営業的にも、
となる事もあるし、その場合営業さん言いにくいだろうな…。
だし、取得に対する教育も間に合わない為、おそらく取引は成立しないんじゃないかと思います。
支店間でのセキュリティの意識も散漫になってきます。
本社にはサウザーみたいな人がいて、恐怖でセキュリティを守っているかもしれませんが、 支店の長は雲のジュウザのようにフリーダムかもしれません。
当サイトの判定では、取得していれば安全を証明できるひとつの要素となる状態。
例えば、
が複数あれば、安全マークの評価を付けています。
プライバシーマークを取得しないと絶対ダメという事ではありませんので、危険であるという判定は行っておりません。
運営側のセキュリティに対する意識は上がり、安全性の高いサイトになるのは間違いないので、ユーザーの安全性におけるメリットとしては高いです。
反面、費用がデメリットとなり、ポイントサイトの還元率を下げてしまうという事もあります。
理想の姿は、プライバシーマークなしでセキュリティに対する取り組みを行っているという企業に認定がベストです!!
なかなか難しい事ですが…
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