お小遣いサイトの危険性を検証!!小遣い稼ぎ » 本当?嘘?悪質? » 誤って迷惑メールをクリックした結果どうなる?
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今回は、もし誤って迷惑メールをクリックした結果、何が起こるか?について検証しました。
通常、迷惑メールは極端な話、見たらわかるようなものも多いですが、中には秀逸…というか、例え分かっていてもその内容ゆえにクリックしてしまうレベルの迷惑メールもあったりします。
下記にそういったメールをまとめましたが、正直チンパンジーのメールが私に来たらクリックしてしまっていたでしょうね。
今回、検証に使用したのは自分のiPhoneのメールというプライベートなアドレスで、結構身を削っています。
状況は前編、後編の迷惑メールの仕組みが知りたい方は、下の目次の項目"どうしてこうなった?"をクリックして下さい。
まず、迷惑メールをクリックした時の状況です。
検証はソフトバンクのiPhoneで、今までほぼ迷惑メールが来なかった事から、マイソフトバンクの設定を特にいじっていない状態です。
迷惑メールなので思いっきり公開しますが、今回クリックしたのはこの迷惑メール(テキストで紹介)です。
なんか最近、迷惑メールが数週間に一度来るので、おそらくランダムな文字列のアタックでヒットしてしまったものだと思われます。
とまあ、胡散臭さがK点越えのメールをクリックした所、2億円を受け取るページに移動します。
開くと何故か出会い系サイトです。
一時期の迷惑メールは、このメールを開くと出会い系サイトに登録した事になり、このメールのやりとりにポイントを消費され、後で高額の料金を請求されるという仕組みでしたね。
これって15年位前、私がまだガラケーだった頃からの常とう手段だったと思いますが、今もなお絶滅していなかったのか…?という驚愕がありましたね。
ちなみにですが、この出会い系サイト、所在地が香港になっていて、電話番号も香港です。
国が違うと手出しができないってか?そろそろ漫画村の事もあるし危ないぜ…!!
まあ完璧に迷惑メールですので、そっとページを閉じ無視していた所、池田から大量のメールが届くようになりました。
一週間ほど経過した状態で、毎日平均15通程度の迷惑メールが来るようになりました。
…ここが現在一週間経過した今の状態です。
あと1つ、別のリンクをクリックしてみると、国家特別指定救済金に関するいい感じの通知書が開いたものもあります。
ちなみに黒で塗りつぶした所には、私のメールアドレスが記載されていました。
相手先が送ったメールアドレス、もしくはメール内のリンクで、メールアドレスを把握しているようです。
リンクを開いた時点で、どうやっても、どうあがいてもメールアドレスを知られています。
いくらモヒカンになって関東一体を支配しようが、メールアドレスを知られている状態です。
また一週間後、経過を報告していきたいと思います。
まずは先に言っておきますが、全国の野村さんと池田さんにはとっても失礼ですね。
苗字という事でありふれた名前を使っていますが、非常に失礼でしたね。
どうやら私の担当は顧問弁護士の"池田"と"野村"が担当のようです。
それ以外にも来ますが、野村と池田、毎日メールを送り付けてきやがります。
この方々がまあ…
〇月〇日
明日、確実にあなた様に国家特別指定救済金をお渡しする為に2000万円の保証金を納めてきました!!
本日確実にお引き出し頂けます
翌日
政府側から明日の国家特別指定救済金を頂き、そのなかにあなた様の名前も入っています
確実に受け取って頂いて初めて信用が生まれるものだと思っております。
翌々日
国家特別指定救済金があなた様にお送りされます。
日付が変わりましたのでいよいよ本日受け取って頂けます。
とか、何回の何回もメールを送ってきます。
しかもメールアドレスもドメインもランダム、サイト内のリンクもランダムと、確実に受け取って頂いて初めて信用が生まれるもの、確かにねぇ、オマエも俺の事信用してないからランダムなメールで送って来るの?と言いたくなります。
この2人が言いたいのは、国家特別指定救済金というものに当選したから、2億円を受け取ってくれという事ですが、普通インターネットで調べますよね。
国家特別指定救済金を調べると、詐欺という検索結果が大量に出てくるのですが、まあそこで気づきますよね。
なのにめげずに池田と野村から毎日毎日国家特別指定救済金についてのメールが送られてくる…
そもそも、政府が国家特別指定救済金というものを出したという検索結果がヒットしないので、おそらく架空の制度なのですが、なんか徹夜で作業を進めてくれたりと、かいがいしく作業を行い、いちいちメールアドレスを変えて、面倒だろうにサイトのアドレスを変え、リダイレクト設定を行い出会い系サイトや通知書に残業してまで送って来るのが、普通の神経から考えてどうかしていますよね…
今回の迷惑メールをうっかりクリックしてしまったケース。
私たちのメールアドレスが、サイトをクリックしただけで何で分かったか?
この部分をよく分析してみると…迷惑メールが贈られてきたアドレス、ここにカラクリがあります。
送られてきたメールアドレスも迷惑メールなので公開しても良いでしょう。
87XvZQ-q@BpQyTudEhlac.Ty1P-JnCs.comです。
判別する方法は@以降のドメイン部分である"BpQyTudEhlac"にあります。
この"BpQyTudEhlac"というのは今回のケースでは12文字のランダムだという所、ここに判別方法があります。
要するに、1通も被らないメールアドレスをランダムに生成するツールで、ランダムにメールを配信し、サイトをクリックした場合のウェブの履歴から、サイトをクリックした人に延々と迷惑メールを送り続ける…
そしてウェブサイトへのリンクも/以降が完全にランダム、こっちもランダムにして、迷惑メールを送り付けた人を判別する要素となっています。
なんでメールアドレスでランダム、ウェブサイトでランダムなのかが意味あるの?って感じでしたが、メールアドレスはドメイン単位での迷惑メール拒否対策、サイトへのアドレスは判別がメインとなっているのでしょう。
こういったシステムになっていますね。
狙いとしては、"国家特別指定救済金"という、さも本当にありそう?ありそうか?という言葉を使い、もしかすると本当に当たったのか…?と思いクリックされた方がいたとして、それがなんかおかしいと思いつつも迷っている方に、畳みかけるように迷惑メールを送り、決断を促すというのが狙いなのでしょうね。
数日経過したりするとメールがぶれてくるのは、この悪質業者のノウハウ的に、何か他のサービスにあわよくば登録してくれないか?もしくはサイトを表示するだけで発生する報酬があるのか?等の方法で、業者に収入が入って来るようになっているのでしょうね。
なのでこういったメールは、クリックされるだけで大量の迷惑メールが来る、例え誤ってクリックしてしまったとしても大量の迷惑メールが来る、本当に迷惑極まりない迷惑メールとなります。
結論としては本当に、クリックするだけで大量の迷惑メールが来るようになる怒涛の連撃が始まってしまいます。
この迷惑メール、基本は來た瞬間にメールを消してしまえば、うっかりクリックしてサイトを表示してしまうという可能性は極めて低いです。
基本は無視、どんな言葉があっても無視、チンパンジーから送られてこようが、松潤から送られてこようがなんだろうがどうだろうが、基本無視が一番の対処法です。
ただもしかしたら、うっかり普通のメールも消去してしまうかも…?
実はこの迷惑メール、見分けるのは非常に簡単で、もしかしたら皆さんも無意識に迷惑メールを判断する指標になっているかもしれません。
今回の迷惑メールのカラクリのキモは、ランダムなメールアドレスでメールを送らないと、悪質な業者は迷惑メールを大量に送り付ける事ができないという事です。
ですので必然的にランダムな文字で、パターンが多くないといけないのでメールアドレスが長くなります。
適当に書いたとしても、"uek93kac8l399pekkd@danger.danger.com"みたいな感じです。
ここの"uek93kac8l399pekkd"は18文字、ドメインに使える文字は大体60文字ですので、これを計算してみるとおよそ900兆ものパターンがあります。
まあランダムという所においては、この位あれば十分ですが、迷惑メール業者も考えているようで、ドメインを拒否されにくくするのが目的か、よりいっそう文字列を長くして、iPhone等ではドメインを確認しにくくしている為、より一層迷惑メールの文字が長くなります。
これを確認しようと思ったら、アドレスをコピーして、どこかに貼り付けてみる位しか方法がないので、面倒だなと思ってしまう事もあると思います。
ですので基本的に、迷惑メールはランダムな文字で、文字数が非常に長く、そしてドメインも足がつきにくい適当な羅列になっています。
なんて、適当な文字列、文字数が非常に長い、ドメインも適当ですよね。
こんなメールで配信するという事は、相手がサイトをクリックしたのを判別する為に適当な文字列のメールアドレスでメールを送り、適当なドメインで迷惑メールフィルタをかいくぐろうとしてくる悪質な業者と考えて間違いありません。
逆に言えば、友人がわざわざ適当な文字列で、適当なドメインを取得して自分にメールを送って来るか?
可能性は0ではないとは言え、"ある事象の起こる確率が1/30万以下なら数学的見地からその事象が起こる可能性はゼロである"って愚地独歩も言ってますし、まあ常識的に考えて0だと思いますし、そんな事するならメールが届かなくて当然でしょう。
迷惑メールは基本無視、その見分け方は、送られてくるメールアドレスで判別する、これで十分です。
※1週間経過
1週間目は1日15通~20通程度です。
若干不安になってきましたが、この迷惑メール、うっかりクリックしてしまうと、収縮するかどうかを現在検証していますが、放っておいたら止まるのか?迷惑メールフィルタで何とかなるのか?を考えていかないといけないです。
私も若干不安になってきましたが、今も野村と池田の迷惑メールラッシュです。
今日もノムイケからメールが来たか…
とか思ってしまいますもん。
ノムイケは基本通勤時間とか帰宅時間とかを狙って、7:00-9:00、17:00-19:00に送って来る事が多いので、若干マジでウザいです。
止まるのであれば、止まるまでの収縮を迷惑メールフィルタで戦うが対策となりますが、止まらないのであれば迷惑メールフィルタを考えていかないといけないので、より詳しい対策方法は別記事で紹介したいと思います。
※2週間経過
1週間前よりも迷惑メールが増大、ついに1日30件以上の大台に乗ってしまいました。
基本ノムイケ、ノムイケはせっせとドメインを変更し、メールアドレスを変更し、1日にノムイケだけで15件以上のメールが送られてきます。
流石にこの状況がずっと続くともう、停止の方向で動こうと思っていたが…
3週間目
3週間が経過した現在、1日10~20通程度の迷惑メールが届いています。
もう停止してしまおうと思っていた矢先、とたんに迷惑メールの件数が少なくなりました。
ノムイケも池田のメールは0に近い数字となり、野村だけまだ少量のメールが送られてきて、残りは"変わるわよ"とか、一文だけ書いてある不可解なメールが多いです。
ノムイケは何か自動で判断されていたのか、イケの期間は終了、ノムだけのソロユニットととなりましたが、なんかこのままいなくなってしまいそうです。
お前達がいくら頑張っても、俺は救えなかったんだぜ…!!
と恨み言を言いながらも、このまま進むのであれば、停止は報告措置で十分対応できそうなイメージです。
まあその後、リストが売られて他の所から迷惑メールが来るようであれば、何か考えないといけませんが…
4週間目
4週間めは1日10通行かない位の迷惑メールが届いています。
迷惑メールとしては、まだギリギリ野村からのメールが届きますが、迷惑メールの種類的に野村、一言だけでリンクが貼ってあるもの、LINE IDが変わったの3種類のメールが届きます。
特にLINE IDのメールはここ2日位で届くようになってきた事から、傾向的にはリストが共有された可能性があり、非常に厄介な事になってきました。
もしリストが共有された場合、対策がもうメールアドレスを変える、然るべき期間に迷惑メールを転送するという事がメインとなってきます。
我慢して荒ぶっている迷惑メールが静まったとして、また迷惑メールが再発する可能性がありますので…
※1ヶ月経過
年末年始は全くメールが来なくて、やっと終わったか…と思いきや、1月4日からまた数通のメールが来るようになりました。
全盛期から考えると1日5~10通程度となりました。一瞬、迷惑メール業者にも年末年始の休暇があるんだ…と、やってる事がやってる事だけにブラック企業なのかと思っていた認識を改めそうになりましたが、よく考えると金融機関が動いていないからやってもしょうがないだけですね。
ホント、自分の甘さにヘドがでるぜ!!とか思いながら、1ヶ月経ったしこの位でもう検証はいいかな…と、ここから迷惑メールを止める方向に入っていきたいと思います。
1ヶ月が経過した所で、12月5日から1月5日までの迷惑メール総数を数えると520通もの迷惑メールが届いていました。
1ヶ月で520件…ペースで言うと、
一週間目:1日15通~20通
二週間目:1日30通以上
三週間目:1日10通~20通
四週間目:1日5通~10通
※年末(12月30~1月3日)は迷惑メール無し
位で、二週間目をピークとして、次第に減少傾向でした。
メールを数えるのが非常に大変でしたので、ついついグラフにしてみると…
こんな感じでした。
1日平均16通、もうホントどうでもいいですよね…
このグラフを見ると分かって頂けるかもしれませんが、心の折れるポイントは2週間目ですね。何を思ったのかいきなり倍位の数になって、朝起きると10通、昼に会社でメールを確認すると6通、帰宅時にメール確認すると9通、寝る前に確認すると10通とか異常な数のメールが届き、もう検証いいかな…と止める方向に走りそうになりました。
3週間目から4週間目にかけてどんどん減少していき、年末は金融機関が休業する事から業者もお休み、年始から今年も宜しくお願い致しますと言わんばかりに迷惑メールが少しずつ増えていきました。
謝って迷惑メールをクリックしてしまうと、私のように1ヶ月間、1日平均16通の迷惑メールが届く可能性があります。
しかも1ヶ月では収束せず、1日5通程度の迷惑メールが残る可能性もあり、今後リストの転売等で定期的に迷惑メールが来る可能性まであります。
興味本位であれ何であれ、誤ってでもクリックする事は厳禁です。
このような結果になってしまった以上、迷惑メールを止めるという方法を考えないといけません。
docomo,softbank,au等であれば各キャリアが迷惑メール対策フィルタ等を出してくれていますが、相手にアドレスが知れた場合その限りではありませんので、地道に受信拒否設定をかけていく、あるいは収束するまで待つ、然るべき機関に連絡する等の対処・対策を行っていきます。
こちらは非常に長くなりますので、別記事にて対処法歩をまとめ、しっかりと迷惑メールを対策していきます。
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