お小遣いサイトの危険性を検証!!小遣い稼ぎ » 初心者用お小遣いサイト利用ガイド » Appleのお小遣いアプリ嫌いは相当なもの…今後はどうなる
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今回はデンジャーな内容ですが、Appleのお小遣いアプリに対しての対応と、今後の展開について記事にしていきます。
当サイトでも少しずつ触れてきましたが、Appleは基本的にお小遣いアプリを容認しておらず、規約にも厳しく規制がされています。
ですのでお小遣いアプリ、削除とアップロードの繰り替えしになる事もありますし、逆に不正なアプリが出てきてしまう可能性もあります。
昔あった有名なアルパカが、数年後いきなりパクリみたいな状態で復活している…
著作権とか考えても、大丈夫か?って思いますよね。
それでは、記事の核心である、Appleのお小遣いアプリ嫌いに触れていきましょう。
スマホが普及した当初…というか、2015年前半位までについては、Appleはリワード広告を含むお小遣いアプリを厳しく処罰していた訳ではありませんでした。
その頃の規約がどうなっていたか…というのは正直調べが付かなかったのですが、個人運営のアプリや大手お小遣いサイトが運営しているお小遣いアプリも沢山あり、日本のiPhoneシェア率は他国と比べても圧倒的という事もあり、大きな事業となっていました。
ところが、Appleがランキング操作を行う事ができるリワード広告を含むお小遣いアプリを明確に禁止し、App Storeに掲載する事を禁止してきました。
ここでリワード広告を簡単に説明すると要は"アプリインストール"すると○○ポイント獲得!!"という広告です。
まあ言ってしまえば、お小遣いアプリの主力コンテンツでしたね。
これの何がいけないかというという例ですが、
例えばA社の”○○ファンタジー"をApp Storeのランキング1位にする事が目的とします。
パズドラであればモンストであれポケモンGOであれ、数千万人の利用者がいて、課金アイテムを利用される方がいますので、収益は莫大、それだけで従業員数十名をかかえる企業になれる程です。
App Storeのランキング1位になるという事は、この状態に手っ取り早く近づく方法ですので、個人運営の方から大企業まですべてが夢見る地位であると言えます。
でその"なにがしファンタジー"を1位にしたい場合、App Storeからダウンロードされる数がランキング決定の要素ですので、ランキングを上位にした場合は不特定多数の方にダウンロードしてもらえばいい訳ですね。
だったらどうするか…?
A社がB社に委託すると考えて、B社がやる事は"お小遣いアプリの大量作成"そしてそのアプリに"なんちゃらファンタジーをダウンロードすれば20ポイント=20円"みたいな相手側にも利益を提供する事でダウンロード数を増やすという事です。
上手く行った場合、極端な話ですが、スカスカファンタジーでもランキング1位になる事は可能です。
これがAppleのリワード広告掲載を禁止したい理由です。
まあApple側にも、意味の分からないアプリが上位にあったりすると、自身の利益も損なわれてしまうという理由も大きかったと思います。
Appleの処置は、"App Storeに掲載停止"でしたので、アプリを存続する事はできますが、新規会員を獲得する事ができない状況に陥ります。
お小遣いアプリに限らずお小遣いサイトでもそうですが、新規会員を獲得できない場合、どうやっても収益が下がってきて結果、お小遣いアプリを運営する事が厳しくなってしまいます。
最終的にどうなるか…というと、ただ広告を更新するだけの自動化に近い状況になり、それで収益が得られないようになると"閉鎖"です。
極端な話、Appleの土俵であるApp Storeで商売をさせて貰っていた為、極端な話ですがまあ仕方ないと言えます。
莫大な売り上げとなる"App Store"のランキングを1位にすることができるリワード広告なだけに、用途を間違わなければ存続できたのに…とも感じるところです。
次にお小遣いアプリ制作サイドが目をつけたのは、iTunesアフィリエイトというものです。
iTunesアフィリエイトにも色々あるのですが、その中にはパズドラやモンスト、ポケモンGO等の課金アイテムを利用するよう紹介すると、利用金額の7%が利益となるものです。
ここに目をつけたのが、"このアプリから課金アイテムを購入すると、購入金額の5%が還元される"というアプリです。
このアプリは大当たり、一時期は数億…確認できるのはスマートゲームの利益は一時期5億とかだったみたいです。
ただこの広告にも終わりが来て、2016年11月、iTunesアフィリエイトの料率が7%から2.5%に大幅な改悪となりました。
しかも日本だけのようで、先程も言いましたが日本のiPhoneシェア率は世界一という事で、これはもう正直、この利益の高さにAppleが目をつけ、自社の利益が欲しいからやったと思わざるを得ないです。
2017年5月時点では還元率の平均が1%とされ、頑張っているお小遣いサイトが2%、モッピーが3%(最大5.5%)、予想ネットが5%還元を継続です。
ここで私、Appleはお小遣いアプリ嫌いなんだな…というより軽視しているんだなぁと思いましたもん。
2017年、ニュースアプリのトクニューがサービス終了する事となりました。
理由は"記事閲覧時にポイント付与する事がNG"です。
ニュースアプリは、その記事を読むと0.1円獲得できるまとめサイトみたいなもんです。
多分…ですが、トクニューはニュースアプリに加え、お仕事というカテゴリがありました。
そのお仕事の中には広告を掲載しているの近い部分もあったので、そこから難癖をつけられ、しまいには記事閲覧時にポイント付与がNGという流れになったのではないかと思います。
多くのお小遣いアプリはただ静かにサービス停止する中、しっかりと理由を記載している分、相当思う所があったのではないかと思います。
記事閲覧時のポイントって誰が出す?記事を作成した企業(個人かも)でしょうね。
これってAppleの売り上げに密接な関係ある?
Appleって、ポイントを付与して広告を利用してもらうという事が嫌いなんだなぁと思った瞬間です。
でもTポイントとか、楽天とかに言えずアプリが存続しているのは…矛盾してますよね?
もし…?ニュースアプリが規制された場合、最終的に残るのは"アンケートアプリ"です。
ただ、ニュースアプリの記事閲覧時にポイント付与がNGであるなら"アンケート回答時にポイント付与がNG"になってもおかしくはないんじゃないかな…?
そういう意味では、お小遣いアプリというのはAppleに依存している限り、今後の流れとしては厳しい状況にあります。
逆に今後、iPhoneのシェアがAndoridに抜かれた時、Googleは現在お小遣いアプリを容認していますから、Apple側がコロっと規約変更でお小遣いアプリ復活という流れになるのであれば、現状のAppleありきの考えは抜け出せるのでしょうけど…
であれば、本当に最終的に残るのは"App Storeに掲載しない"という事です。
現に多くのお小遣いサイトはApp Storeに依存しないスマホサイトというものを持っています。
…結局、Appleの対応によっては下手をすると、お小遣いアプリというものは一時期のブームで、本筋としてお小遣いサイトが存在するという流れになるんですよね。
当サイトでも2017年のお小遣いアプリは、以前の課金アイテム還元のようなコンテンツが現れない限り、今後は縮小傾向、お小遣いサイトのスマホ版をオススメしていく方針です。
となると…
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