お小遣いサイトの危険性を検証!!小遣い稼ぎ » 初心者用お小遣いサイト利用ガイド » (iOS)ITP設定のメリット、危険性について
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iOSのデフォルトブラウザであるSafari(サファリ)にデフォルトで搭載されているITS(Intelligent Tracking Prevention)について、現在お小遣いサイト業界では大きな話題となり、広告が承認されないという危険性についての注意喚起を行っています。
ITSは極端な話、どんなサイトに限らず○○のサイトから経由を行い登録したという記録を制御するものであり、メリットもありますが危険性も含んでいます。
そこで当サイトではITSが及ぼす影響、お小遣いサイトを例に、メリット・危険性を説明していきます。
その上でオンにするかオフにするか…というのを判断して下さい。
決して無理強いする訳ではありませんが、この機能があるならば、お小遣いサイトとが承認するよりも前に有効期限切れになってしまう為、ポイントが反映されない危険性が増えるとだけは言っておきましょう。
ITP(Intelligent Tracking Prevention)とは、iOS11からデフォルトブラウザであるSafari(サファリ)においてデフォルトでオンになっている機能です。
この機能は詳しく書くとメチャメチャ難しいですが、要するにCookieの有効期限を制御し、ユーザーのブラウジングを快適にするという事です。
これで分かる方もいると思いますが、さらに簡単に書くと、広告の表示を制御して、インターネット閲覧を快適にするという事です。
まずはCookieから説明していきましょう。
Cookie(Cookie)は、また呪文のような事も言えるのですが、要するに私達がウェブサイトを利用した履歴を記録しておくものです。
例えばお小遣いサイトもそうですが、ログインする時、2回目からは自動的にメールアドレスとパスワードが入力されないでしょうか?
これがCookieの機能の1つです。
Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングのカートに商品が残っているのもCookieの機能です。
又、Cookieは、ブログやサイト等を見た時、やけに自分の興味があるもの、もしくはさっき見たものが表示されるなぁという時、これもCookieが作用しています。
私はお小遣いサイトやASPから広告を取得しており、げん玉ならげん玉、モッピーならモッピーのバナーが表示されるようになっていますが、忍者アドマックスやグーグル・アドセンスという広告は、広告がランダムに表示されます。
そのランダムに表示した広告が、お小遣いサイトブログなのに腹筋エクササイズの広告が表示されても意味がありません。
むしろお小遣いサイト系、副業系の広告が表示されないと中々成果が上がる事がないでしょう。
これを制御し、ユーザーが閲覧したもの、もしくは広告のジャンルを近いものにする、これもCookieの役割です。
最後に、ちょっと専門的な所になりますが、Cookieは、その広告を誰の広告で経由したか?というのを記録する機能もあります。
例えば当サイトのバナーって、私経由で登録した事をどうやって認識しているのか?
私のバナーであれば、"http://moppy.jp/top.php?d77ke174"というモッピーのアドレスを例にすると、
"moppy.jp/top.php"までは誰のバナーでも同一、この後の"?d77ke174"という部分、ここがCookieの情報になります。
まあこれが一番わかり易いですね♪
楽天市場で買い物をする時、どこかのサイトから経由したなら、本来のアドレスに加え、誰かのCookie情報が追加される。
そうやってインターネットの広告は成り立っています。
ITPは、Cookieを制御します。
具体的にどう制御するかというと、現状のITPでは、
となります。
どういう事か説明します。
Amazonで説明すると、Amazonでカートに入れた商品、これは24時間は今までと何にも変わりません。
24時間経過すると、まだ細かな所は未検証ですが、"この商品を購入した人は、こんな商品にも注目しています"とかがデフォルトに戻ったり、下手をするとカートの情報も消えてしまうかもしれません。
30日経過すると、何事もなかったかのように、30日前の記録は自動的に消去されてしまうという仕組みです。
となると、Amazonや楽天アフィリエイト等、Cookieを利用して、数十日間は訪問履歴を記録していたアフィリエイトにおいて、自動的に1日以降はまっさらになってしまう為、広告主からした大きなダメージを受けてしまう訳です。
そんな状態ではアフィリエイターさんも広告を紹介する気がおきなくなりますし、何よりシステム自体が破綻してしまいます。
ポイントサイト(お小遣いサイト)は、先程の友達紹介においてもそうですが、広告利用に関してもCookieを利用しています。
ログインするにもCookieが使われ、お小遣いサイトを経由して楽天市場等の広告に行くときにもCookieが使われ、まあここを突破して商品購入まで行ったとして、ポイントが正常に反映されずお小遣いサイトに利益が無い状態で、ユーザーにポイントが反映されなくなったり…
Cookieを利用してポイントサイトが成り立っている以上、そのCookieを制限されるとどうしようもなくなるのが実情です。
ITPの欠点として、ポイントサイト(お小遣いサイト)を、私達が自分の意思で利用したという事を判断できないという事があります。
お小遣いサイトの広告も場合によっては、完全に落ち度のない状態で利用したにもかかわらず、ポイントが反映されない、そもそもお小遣いサイトを経由した記録すら残らないという可能性があります。
ITPは、極端かつわかりやすい(特に男の子にとっては)説明をすると、例えば日常、魔が差してちょっとエッチな広告をクリックしてしまった場合、その後他のサイトを開いた時、同様の広告(バナー)がある場合、Cookieによって追跡ができるのですから、当然エッチな広告を表示しようとします。
魔が差すのではなくても…スマホの広告は誤タップしてしまいそうな、トラップのようなバナーが表示される事もあり、それらをうっかりタップしてしまったとしても、Cookieは保存されてしまうので、そのCookieの有効期限が切れ消去される、あるいは自分でブラウザのキャッシュを消去する、または新しいCookieが上書きされない場合、誤タップしてしまったがために全くもって必要のない広告が表示される事もあります。
満員電車の中、ズガァァァンと自分のスマホにエッチな画面が表示される、正直生きた心地がしませんよね。
まあ例えるならこういった問題を防ぐ為、ITPの設定はデフォルトでオンになっている訳です。
ただこの"オン"になっている状態、広告業界としては致命的なダメージになってしまう事もあります。
このITPが有益な広告でないと判断した場合、ITP設定をオンにしている事でお小遣いサイトに限らず、広告が追跡されなくなり、正常にポイント反映が行われないという事になります。
Cookieのメリットでもありデメリットである、"追跡できる"という所を個人的にどう感じるか…?です。
追跡できるという事は、ログが残っている、履歴が残っているという事。
追跡できないという事は、ログが残っていないという事、後で証明する事ができないという事。
例えるなら車にドライブレコーダーがついているかついていないか?
ついていれば良いことでも悪いことでも、記録が残りますが、ついてない場合は言った言わないになる事もあります。
お小遣いサイト業界において、現時点でもITPとの共存が出来ていない為、私個人的にはApple製品でお小遣いサイトを利用する場合は、設定をオフにしていた方が良いと判断しますので、ITPの設定解除方法を紹介します。
広告の追跡機能を制御し、ユーザビリティーを向上させる機能ですので、セキュリティーに関しては影響ありません。
iOS10にはこの機能自体無かったわけですからね。
まあ冒頭の画像に記していますが、詳細方法を紹介します。
iPhone/iPadの設定→Safari→サイト超えトラッキングを防ぐの設定を"オフ"にするだけです。
この画像では"オン"になっているので、オフにする為には左へスワイプします。
普段スマホやPCを使ってインターネットされている方にとって、広告は正直邪魔なそんざいでしょう。
特にスマホの追尾型広告とか、面倒くさくても設定を変えてしまいたいと思いますよね。
ただ、悪質な広告もあれども、大半の広告は規約に沿って表示されているものです。
例えばですが、野球中継とか、スポンサーが多すぎてこんな感じになっていますよね?
積○ハウスとか、T○Cとか、ハマホー○とか、色々なスポンサーが出資して、野球は成り立っています。
バッターボックスだけじゃなく、観客席やスコアボード等、どこを映し出されても大半はスポンサーの表示がされています。
これが広告主が無くなった場合、というか、広告主という概念すら規制された場合どうなるか?
まあ普通に考えれば、野球選手は年俸が貰えないので、プロ野球選手を継続する事ができません。
プロ野球選手もそうですが、審判さんや野球場運営に携わる方、全ての方々が転職を余儀なくされるでしょう。
また、積○ハウスさんのように、野球で宣伝されている効果がある場合、スポンサーの宣伝もできなくなり、業績が悪化する可能性があります。
で、インターネット上に表示される広告は、これのWebバージョンです。
ですので広告が表示されるという事は、ウェブサイト運営の"意欲"となる金銭が発生する事を意味しています。
私もですが、他のブロガーさんでも、一切の金銭が発生しない場合、そもそも情報提供を行なう方が激減するでしょう。
ソーシャルゲームもそう、課金システムがあるのは金銭が発生するからです。
課金システムが無ければ、ほとんどの企業がソーシャルゲームを作ることがなくなるでしょう。
GoogleやYahooだって、閉鎖してしまうかもしれません。
金銭が発生しないのですから、何千人の社員を雇うという事は不可能でしょう。
その位、広告というのは私たちに根付いていて、切っても切り離せない状態になっています。
極端な話、広告を表示する事が規制された場合、「ITPでアフィリエイターオワタ!!ざまぁ!!」って書く人も、その書く知恵袋や無料ブログを失い、有料のサーバーを契約してドメインを取得しないといけなくなるので誰も情報展開しなくなると思います。
このITP設定ですが、各ASPは徐々に対応を開始しています。
そりゃそうですが、広告主にとってはこの設定、ダメージでしかありませんので、正規に広告を表示されている企業にとっては、同然の如く対応をはじめています。
2017年9月の時点で徐々に対応していっています。
例えばアクセストレードというASP(広告を統括している企業)では、サードパーティのCookieではなくファーストパーティのCookieによるITPの影響を受けない方式での広告計測に対応していっています。
…意味がわかりにくいですが、要するにITPの影響を受けない、これまでの広告表示に対応しているという事です。
この事がお小遣いサイトに何の影響を及ぼすか?
お小遣いサイトもこういったASPを経由して広告を表示している場合、お小遣いサイトの広告でも収益が発生する可能性が低くなっていました。
楽天市場を表示しているのに1日で履歴が無くなり、運営会社に収益が発生せずポイントが付与されないというトラブル。
ASPが対応してくれれば問題なく広告利用を行なう事ができます♪
ただ全ての広告ではなく、順次対応していくとの事ですので、対応が遅れてしまうものもある可能性があります。
その結果、お小遣いサイトでは問題を完全に除去すべく、ITPの設定をオフにして下さいという通知を行なう事になりました。
元々セキュリティーがどうとかという問題ではありませんので、切っても大きな問題は出ないですから…
今回、ITPの広告制限は、ASPが対応する事が可能でしたが、今後ITPの機能自体がバージョンアップして、全てのCookieが無効になる可能性があります。
その状態を容認していたら、広告団体は終わりです。
ですので広告主側も、色んなCookieに頼らない方法というのを生み出してくるハズです。
そしてApple側がまだ規制…と、イタチゴッコになっていく可能性があります。
このイタチゴッコ、まあしょうがない所もありますが、悪質な広告主にとっては対応が追いつかなくなるというメリットもあります。
広告団体からすればどうやっても対応していかないといけませんが、悪質な広告主にとっては資金面においても人員面においても対応が難しくなってきます。
特にASP等、広告を扱うプロですので、プロ独自の方法となれば中々対応が難しくなるでしょう。
現状オフにする事もできますが、デフォルトで搭載される可能性もある、今回はiOSのSafariだったが、いつかGoogleも…という可能性も捨てきれないのですので、こういった時代の流れには対応していく必要があります。
最後に…ですが、お小遣いサイトのバナー、実際Cookie機能を使っていますが、クリックされる度にCookieが入れ替わるのであんまり関係なかったりします。
Safariを使い、お小遣いサイトで広告利用を考えている方は"注意"です。
ブラウザをGoogle Chromeに変えるだけで何も問題ないんですけどね!!
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